更新日:2022/12/2
私は建築士事務所を開設している会社に勤めています。
しかし実務ではそこまで建築設計に触れているわけではありません。高校は普通科、大学は電子学科と建築とは無縁の状態から実務経験のみで受験しています。
そんな私でも学科に独学で合格できたので今後受験される方に私が使用した参考書、ウェブサイトをご紹介します。
ご参考になれば嬉しいです。
2級建築士試験におすすめの参考書・過去問集・法令集
・参考書
私が使用した参考書はこちらです。
[rakuten:book:20506123:detail]
各ページに過去問の出題率が記載されているのがよかったです。記憶しなくちゃ・・・という意識が高まりました。
また各項目の最後に小テストのような問題があるので振り返りもしつつ暗記が進められます。
進め方は
・まずは一通り読んでみて雰囲気をつかんでみる
・過去問をやって分からなかった箇所を勉強する
・電車移動中、職場のお昼休みに勉強する
といった使い方をしていました。
・過去問集
過去7年分の問題、700問が載っています。
同じ総合資格学院から出版されている過去問集でも2022年度は7年分から500問を厳選というものに変わったようです。
ネット上でも過去問を掲載しているサイトは多くありますがほとんどが回答の解説のみになっています。
この過去問集は選択肢全てに解説があるので1問で5つの知識が身について効率良く勉強ができました。
ただ、勉強を始めたばかりの頃はとんでもなく時間がかかります。私は25問分に3時間とか掛かりました・・・orz
段々かかる時間は減っていきますのでそれもまた成長を感じられます。
・法令集
法令集も各社からたくさん出ていますが
他の方のブログなども参考にしてTACの法令集を使用しました。
下のリンクが公式ページのものです。
結構厚みがありますが2分割して使用できるようになっていて便利です。
法令集を購入してまず最初にやることは
「線引き(マーキング)」「インデックス貼り」です。
これをもとに試験では早く索引することが求められます。が、素人にはどこに線を引いていいのやら、さっぱりわかりません。さらに線引きにもルールがあり、逸脱した場合は試験での使用ができなくなります。(試験官によるチェックがあります)
TACのいいところは、WEBサイトで線引き箇所、インデックスの貼り位置の例がpdfで配布されているところです。
例の通りに線引きをして、あとは過去問をやりながら必要かなと思ったところに追加でマーキングをすればOKでした。
ただこの線引き作業がめちゃめちゃ時間がかかります。10時間以上かかります。早めに取り組みましょう。
線引き済みの法令集をフリマアプリ等で売っている人もいます。時間がない人はそちらからの購入を検討してもいいかもしれません。(高いですが・・・。15000円とかします)
過去の試験に使用したものをフリマアプリで売っている人もいますがそちらはあまりおすすめしません。
法令はよく改正されているので、古い法令集通りに回答しても不正解となる可能性があるからです。
もったいないミスの1、2点で不合格になるよりは新しい法令集を買った方が安心だと思います。
2級建築士試験におすすめのウェブサイト(無料)
有料の文字は嫌いです。
無料で、しかもアカウント登録もなしで使用できます。ただアカウント登録をした方が使い勝手はよくなります。
無料なので登録がおすすめです。
スマホからもアクセスできるのでスキマ時間の使用に便利です。
過去問をランダムに出題してくれる機能があるので試験1ヶ月前くらいから苦手分野の強化と模試的な感じで活用しました。
2級建築士試験におすすめのYouTube
YouTubeにも学科の解説をしている方が多数いらっしゃいます。
その中で私が見ていたのは
・建築士試験マニア/はまちゃん さん
・スチのり さん
の2つのチャンネルです
建築士試験マニア/はまちゃん さん
1級、2級建築士の学科問題を中心に動画を投稿されています。
テキストやネット検索等で調べても文章だけではどうしても分かりにくい箇所が出てきます。
そういった箇所、特に法規の問題の考え方をこちらの動画から勉強させて頂きました。
すちのり さん
すちのりさんのチャンネルでは2級建築士試験の構造力学問題に特化した動画を投稿されています。
もともとはほぼ勘で回答していた私ですが、勉強をしたことで60~70%程度の正答率まで上がりました。こちらの動画には本当に助けて頂きました。
ただ現在(22年10月時点)、更新は止まっているので応用を含めて構造力学全般を勉強するというよりは全てが全くさっぱり分からん!という人向けです。
基本を押さえる動画として考えたらいいかなーと思います。
さいごに
仕事と両立しながら、子育てをしながら勉強される方もたくさんいると思います。
大変ですが皆が遠った道です。
ぜひ苦しみながら頑張ってください。
良い結果となることをお祈りしております。